長瀬正子 文
momo 絵
非常時に後回しにされがちな子どもの「気持ち」により添い、子どもの権利を考える絵本。
子どもには、どんなときも一人ひとり大切にされる権利があります。でも、「権利」って、何?嬉しいときやホッとしているときは、権利が守られているとき。逆に、嫌だな、苦しいなというときは権利が守られていないかもしれないとき。この絵本では「気持ちと権利はつながっている」という新しい着眼点から「子どもの権利」と出会っていきます。子どもがひとりの人であり、その声を聴くことの大切さに気付く助けとなる、大切な視点です。